サッカーJ2・モンテディオ山形のホーム開幕戦(19日)を前に、山形新聞社は14日、有料ウェブマガジン「モンテPark(パーク)」を開設する。練習場や試合会場で密着取材している記者が最新の情報を配信するサイトだ。企画の一つとなる松本怜大(りょうた)クラブコミュニケーターと記者の対談撮影が10日、山形新聞のデジタル発信拠点「街なかメタベース」(山形市)で行われた。
モンテParkは、モバイルやましん(月額330円)内のサイト「燃えよモンテディオ」を大幅にリニューアルしたコンテンツ。松本さんの動画配信のほか、チームの最新情報や試合の詳細などをアップする。選手への深掘りインタビューや、歴代担当記者のコラムなどの掲載も予定している。
山形グランドホテル内の街なかメタベースのスタジオで、松本さんと対談したのは本紙の半田徹記者。クラブコミュニケーターの仕事や、今季のチーム状況について聞いた。
松本さんは2018年から5シーズン山形に在籍し、今季からクラブスタッフに転身した。昨季終了後に複数のクラブからオファーがあったが、山形愛からチームに残る決断をしたという。既にクラブの公式交流サイト(SNS)などで情報発信を始めており、「配信見てるよと言ってもらい、すごくうれしい」と笑顔で話した。
今季のチームの注目ポイントとして、新加入のMFイサカ・ゼイン選手の驚異的なスピードを挙げ、MFの加藤大樹、藤田息吹両選手の献身的なプレーも見どころとした。元選手の立場から、アウェー連戦が続く開幕直後の戦いの難しさも説明した。
ホーム開幕戦に向け「スタジアムを青く染め、選手に大声援を送ってほしい」と呼びかけた。
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