お別れの会、武藤氏しのぶ 東京・県内外の経済人らが参列

2023/2/7 13:52
故武藤幸規氏との別れを惜しみながら祭壇に花を手向ける参列者=東京・帝国ホテル

 物流大手の第一貨物(山形市)やグループ社の太平興業(東京都)などで社長、会長を務め、昨年11月に78歳で死去した武藤幸規(ゆきのり)氏のお別れの会が6日、東京の帝国ホテルで開かれた。県内外から大勢の経済人らが参列し、物流業界や本県の発展に情熱を注いだ故人をしのんだ。

 式典には約150人が参列した。長い付き合いがあった自民党総務会長の遠藤利明衆院議員が思い出を振り返り「山形への思いが殊の外強かった武藤会長の教えを胸に刻みこれからも頑張っていく」とお別れの言葉を述べた。

 両社の共同持ち株会社ディー・ティー・ホールディングス会長で第一貨物社長の米田総一郎氏が「急なことでわれわれ全員が寂しさと戸惑いの中にいるが、立ち止まっているわけにはいかない。残された者でグループを一層発展させていく」とあいさつした。その後、一般参列者を含め約500人が祭壇に花を手向け故人に別れを告げた。

 お別れの会は同ホールディングスが主催した。本県からは遠藤自民党総務会長のほか加藤鮎子衆院議員、寒河江浩二県経営者協会長(山形新聞社長・主筆)、矢野秀弥県商工会議所連合会長(山形丸魚会長)、鈴木隆一山形経済同友会代表幹事(でん六社長)、前田直之同代表幹事(前田ホールディングス社長)らが参列した。今月14日にも山形市のパレスグランデールでお別れの会を開く。

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