月山トラヤワイナリー(西川町、大沼寿洋代表社員)は7日、オレンジワイン「にごり生ワイン ほいりげソーヴィニヨン・ブラン」を西川町内限定で発売する。冬季のみ販売している人気の生ワイン「ほいりげ」シリーズで初めて同町産ブドウを100%使用し、地域色を打ち出した。
オレンジワインは、白ワイン用のブドウを赤ワインと同じ方法で果皮と一緒に醸造する。今回は町の補助を受け、睦合地区に2018年に造成したブドウ畑「山の神ヴィンヤード」で収穫した品種「ソーヴィニヨン・ブラン」を初めて活用した。吉川地区の自社畑の同品種も使い、若々しい酸味が甘みを引き立て、複雑な味わいが楽しめる微発泡ワインに仕上げた。
720ミリリットル入りで500本限定とし、価格は3300円。道の駅にしかわ月山銘水館と町内の各酒販店で扱う。同社の大泉匡●取締役企画部長は「町に足を運ぶきっかけにしてもらいたい」と話している。商品名の「ほいりげ」はドイツ語で「今年できた物」を意味する。問い合わせは同道の駅0237(74)4583。
●…寛の目の右下に「、」
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