高畠町安久津にある道の駅「たかはた」は、宮城県の七ケ宿町や白石市などとつながる国道113号沿いにある。今の季節は地域の人が作ったつるし飾りが華やかに利用者を出迎えている。
県境に近く、本県の入り口の一つとして情報案内に力を入れており、周辺へのアクセスを案内するスタッフが常駐している。同町は「泣いた赤おに」で知られる童話作家浜田広介の出身地。入ってすぐの大きな赤鬼と青鬼の像もインパクトがある。地元住民による絵や陶芸などの展示も企画し、交流の場としても親しまれている。9日から始まる同町の「まほろば冬咲きぼたんまつり」のサブ会場でもあり、ボタンの花が楽しめる。
産直コーナーは、町内産のブドウやラ・フランス、リンゴを使ったジュースが並び、果物が有名な同町の魅力を冬でも満喫できる。レストランでは冬限定の鍋焼きうどんで体を温めるのも良さそうだ。
駐車場からは安久津八幡神社の三重塔が見える。周辺は雪が積もり、静寂を感じさせる。
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