寒河江市の旧幸生小体育館に整備されたスケートボード練習施設の見学会が5日、同施設で開かれた。地元の小中学生約20人が新しい練習場を見て回り、滑走も楽しんだ。市は試験的に一般に貸し出し、活用法について検討する。
同施設には湾曲した滑走面の「ランプ」が三つあり、それぞれ高さが異なる。こぶ状の「バンク」やストリートで使用する「レール」なども設置した。エリアの種類が豊富で初心者から上級者まで練習できる。広さは約800平方メートルで、屋内の公共施設では県内最大規模だ。冬季間は宮城や新潟などで練習していたという山形八小6年佐藤心晴(こはる)さん(12)は「冬でも県内で練習ができるとうれしい。広くてエリアも充実している」と満足した様子だった。
11日から試験的に土日祝日限定で一般の貸し出しを行う。時間は午前の部が午前9時~正午、午後の部が午後1~同4時で無料。各部定員は30人で小学生以下は保護者同伴。問い合せは市教育委員会スポーツ振興課0237(84)1877。
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