山形交響楽団のユアタウンコンサート南陽公演が5日、南陽市のシェルターなんようホールで開かれた。指揮は飯森範親さん、ソリストはバイオリニストの郷古廉(すなお)さんが務め、ドラマチックな演奏で観客を魅了した。
メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」で始まり、続くメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲で郷古さんが独奏した。郷古さんの力強くも繊細な演奏が、山響の荘厳な音色と合わさって美しいハーモニーが生まれ、聴衆を引きつけた。ほかにベートーベンの交響曲第6番「田園」を取り上げた。
山形交響楽協会と市、市文化会館自主事業実行委員会が主催した。
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