庄内地方の冬の名物・寒ダラ汁を味わう「日本海寒鱈まつり」が5日、鶴岡市の鶴岡銀座商店街で開かれた。飲食スペースが3年ぶりに設けられ、多くの市民や観光客でにぎわった。
商店街の約300メートル区間を歩行者天国にし、64の店舗が並んだ。このうち11店でタラの身や白子、岩のりがふんだんに入った寒ダラ汁を700円で提供した。午前10時半のスタートと同時に多くの家族連れが買い求め、湯気が上る一杯をじっくりと味わった。
毎年訪れているという酒田市の会社員小野寺未玖さん(24)は「会場で食べると熱々で、お祭りの雰囲気も感じられておいしい」と笑顔だった。
鶴岡銀座商店街振興組合(鈴木裕士理事長)などでつくる実行委員会が主催し、35回目。
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