真室川町の伝承野菜などを食材に取り入れた「おいしいふるさと給食」が3日、町内の3保育施設で提供された。
子どもたちに身近な食材の魅力を伝え、給食を楽しんでもらおうと同町が年3回の特別献立を企画している。この日は節分にちなみ「黒五葉(くろごよう)」「青ばこ」の2種類の豆を使った町産つや姫豆ご飯をはじめ、地元で栽培されたシイタケ入りすまし汁、雪の下で貯蔵したニンジンを加えた五目きんぴらなどが振る舞われた。
3施設のうち釜渕保育所(阿部孝子所長、23人)では、元気いっぱいの子どもたちがおいしそうに頬張った。年長の庄司一樹(いつき)ちゃん(6)は「いつも食べるニンジンと形は一緒なのに、とっても甘い」と先生に食リポしていた。鮭延芙実(ふみ)ちゃん(6)は「栗ご飯みたいな香りがした。軟らかくておいしい」とおかわりしていた。
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