山形大地域教育文化学部の学生による卒業研究作品展が1日、山形市の山形美術館で始まった。絵画や立体、木彫、アニメなど多彩な作品が並び、来場者はじっくりと眺めていた。
文化創生コースで美術を中心に学ぶ4年生9人の作品計32点を展示した。木を材料に紙袋や封筒などを表現した彫刻や、不要になった古紙をシュレッダーにかけて小さく丸めた物を組み合わせて制作した生き物、アンデルセン童話を題材に装丁を考えた作品、食べ物と動物をモチーフに不思議でかわいい世界を描いた水彩画などを紹介している。
平塚咲綺(さあや)さん(22)と石沢智子さん(22)は「それぞれの個性があふれる作品ばかり。さまざまな表現方法を楽しんでほしい」と話した。4日午後1時半から作者によるギャラリートークを行う。展示は5日まで。
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