今春の県議選山形市区(定数9)に、元山形市議で自営業の諏訪洋子氏(59)=同市清住町2丁目=が立候補する意思を固めたことが31日分かった。
山形新聞の取材に「政治は暮らしそのもので、生活の基礎を担う。女性の声を届けられる議員はまだ少ない。貧困やジェンダーの課題に向き合い、若者も高齢者も生き生きと過ごせる山形になるよう、県政に新しい風を吹かせたい」と述べた。
諏訪氏は尚絅女学院短期大を卒業後、会社員などを経て2011年の市議選で初当選し、1期務めた。21年の県議補選に無所属で立候補したが、落選した。現在は観光関連の事業、地域活動に取り組んでいる。
同区は現在欠員1。現職は2人が勇退の意向で、6人が出馬の準備を進めている。新人は諏訪氏を含め4人が立候補を表明し、選挙戦となる見通しとなった。
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