置賜3市5町の首長、議長、置賜選出の県議らによる置賜地域行政懇談会が30日、米沢市のグランドホクヨウで開かれ、昨年8月の豪雨災害を踏まえ、水害・防災対策をテーマに意見を交わした。
各市町の首長からは、「2019年の台風19号で浸水被害を受けたのと同様のエリアが被災した。より大規模な復旧工事をしないと対処できないのではないか」(原田俊二川西町長)「国道113号の通行止めで町が孤立状態となり、緊迫した。新潟山形南部連絡道路の整備促進を求めていく」「通学でJR米坂線を利用していた高校生が非常に苦労しており、早期復旧への支援をお願いしたい」(仁科洋一小国町長)などの意見、要望が出た。
意見交換に先立ち、国土交通省山形河川国道事務所、県置賜総合支庁の担当者が8月豪雨で被災した道路や河川の復旧状況や強靱(きょうじん)化対策などを説明した。
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