3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれた阪神の中野拓夢内野手(日大山形高出)を応援しようと、出身地の天童市は30日、懸垂幕を市役所正面玄関に掲げた。
懸垂幕は縦5.2メートル、横0.78メートルで、大会出場を広く市民に知ってもらおうと設置した。WBCロゴマークに使われている赤や青、阪神のチームカラー黄色を用いた明るい仕上がりで、「祝 WBC日本代表決定! 阪神タイガース(天童二中出身)中野拓夢選手」と書かれている。
中野選手の懸垂幕が市役所に掲げられるのは2020年の阪神入団から数えて6回目で、地元の期待の大きさが表れている。市担当者は「中野選手が世界の舞台で輝けるよう、市民の応援の機運を盛り上げたい」と話した。
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