山形市の鈴川幼稚園(渋間淳一園長、120人)で27日、恒例の雪上運動会が開かれ、園児がふかふかの雪の上を元気いっぱいに駆け抜けた。
50年以上続く冬の行事。今年は寒波も一段落して青空がのぞき、グラウンドは真っ白な雪に覆われた。伝統的な競技が多く、年少園児を乗せたそりを年長園児が引くレース、2つつなげたサッカーボールを蹴りながら進むリレーなどを繰り広げた。
かけっこではゴールを目指して懸命に駆けた。年長の土屋敢大(かんた)君(6)は「雪に足がずぼずぼ入って難しかったけど、思った以上に早く走れた」と満足そうだった。そり引きレースはクラスごとに競い、年長の佐藤弥依(やえ)ちゃん(6)は「力を合わせて走ったら勝てた。うれしかった」と、寒さも忘れた様子だった。
|
|