JR東日本は26日、2024年春に導入する山形新幹線つばさの新型車両「E8系」を、2月下旬に公開し、試運転を開始すると発表した。一方、現行のE3系は来月から1編成をかつてのシルバーカラーに復刻して運行し、山形新幹線のPRにつなげる。
E8系は、宇都宮―福島間を現行より25キロ速い最高時速300キロで走行する。7両編成を15編成新造し、26年春までに全車両が完成予定となっている。2月下旬に第1編成が完成し、東北、山形両新幹線で約1年間、性能確認などを目的に試運転を行う。試運転に先立ち2月24日、宮城県利府町の新幹線総合車両センターで新車両の撮影会を開く。参加料は1人3万円で定員100人。きょう27日から申し込みを受け付ける。
シルバーのE3系は、新幹線新庄延伸時の1999年12月から2016年10月まで使われた。復刻車両は来月11日の山形発東京行きつばさ138号(午前10時57分発)で運用を開始し、同駅で記念のセレモニーと写真展を開く。
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