26日午後2時15分ごろ、小国町五味沢の住宅で、近くの無職舟山隆一さん(70)が家庭用除雪機の下敷きとなった。意識不明の状態で川西町の公立置賜総合病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。今回の厳しい寒波と大雪に関連し、本県で1人目の犠牲者とみられる。
小国署と西置賜行政組合消防本部によると、近隣の60代女性から依頼を受けた舟山さんは同2時10分ごろから、一人で住宅の除雪作業中だった。手押し式の除雪機を後退させた際に、側溝に足を取られ転倒し、下敷きになった。女性が事故を目撃し、119番通報した。現場の積雪は約1.6メートル。女性から「水漏れしている場所がある」などと相談を受け、雪に埋もれた水道の元栓を閉めるために除雪していたとみられる。
水漏れは今回の寒波が影響した可能性もあるという。
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