県内荒天、交通に乱れ 25日も計画運休、欠航

2023/1/24 23:17
吹雪の中で早めに下校する生徒=24日午後1時54分、酒田市亀ケ崎5丁目

 今季最強とされる寒波の影響で県内は24日、国道112号月山道路が通行止めとなったほか、JRや空路が乱れた。庄内の小中学校では一斉、集団下校や部活動中止の措置が取られ、県などは雪下ろしや落雪事故の注意を呼びかけた。JRや航空会社は25日も引き続き荒天が予想されるとして大規模な計画運休や欠航を決めた。

 西川町と鶴岡市間の国道112号月山道路は吹雪による視界不良のため、午後1時45分から西川町月山沢の荒沢駐車帯から鶴岡市大網の大網チェーン着脱所までの約24キロが全面通行止めとなった。同4時半には同国道の鶴岡側通行止め区間が同市大宝寺町まで伸び、延長は計約45キロとなった。

 荒沢駐車帯では吹雪で先の様子が見えなくなり、誘導員に促されUターンする車が相次いだ。午後3時15分ごろ、仕事で鶴岡市に向かっていた山形市の男性会社員(50)は「通行止めは知らなかった。仕方がないので新庄回りに変更する」と戸惑っていた。

 月山道を通る高速バスにも運休が出た。

 JR東日本山形支店によると、県内の鉄道は上下51本に運休や遅れが生じ、乗客約2800人に影響した。奥羽本線は及位駅で上り普通列車が雪で動けなくなった影響で11本、羽越本線は大雪や強風で特急いなほが11本、普通列車が28本、仙山線は強風で1本、それぞれダイヤが乱れた。

 全日空の庄内空港発着便は同空港周辺の降雪のため、5便の運航を取りやめ1便に遅れが出た。計494人に影響した。

■きょう25日の計画運休、欠航

 25日については、大雪や強風が見込まれるため鉄路や空路で次々と計画運休が決まった。山形新幹線は東京―新庄間で運休、区間運休となり、特急いなほも全区間運休する。一方の空路では山形、庄内両空港で午前中を中心に欠航が相次ぐ。

 普通列車でも奥羽本線の庭坂(福島)―米沢、村山―院内(秋田)が終日運転を取りやめるほか、羽越本線は普通列車の複数区間で運転を見合わせる。米坂線と陸羽西線の代行バスも運転を取りやめることが決まった。

 空路は山形空港で羽田、伊丹、名古屋、札幌の各便で計8便、庄内空港は羽田便の計3便の欠航が決まった。

 山形地方気象台は、庄内の海上を中心に26日にかけて暴風雪による建物への被害、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒するよう呼びかけている。

一斉下校、休校予定―庄内地方

 庄内地方の小中学校では一斉、集団下校や部活動中止などの措置を取った。酒田市は7小学校と6中学校、庄内町は全中学校、遊佐町は全小中学校で行った。鶴岡市と三川町でも同様の対応を取った学校があった。県高校教育課によると、鶴岡市の加茂水産高は5時間目が終了した午後2時に生徒を帰宅させた。

 25日は、庄内町が全小中学校、鶴岡市は23小学校と2中学校が休校となる。三川町は3小学校と1中学校で一斉下校する予定。

県、最上・北村山に雪下ろし注意喚起

 県は24日、最上・北村山地域を対象とした雪下ろし・落雪事故防止注意喚起情報を発表した。期間はおおむね1週間。注意喚起情報は庄内地域にも発表中となっている。鶴岡市は同日、市温海地域豪雪対策本部を設置した。地域住民に大雪への注意を呼びかける。

 東北電力ネットワークは倒木や飛来物による電線の断線が懸念されるため、切れたり、垂れ下がったりした電線を触らないよう注意を求めている。見つけた場合はコールセンター(0120)175366に連絡するよう依頼している。

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