段ボールと毛布で快眠 南陽・石黒さんのアイデア好評

2023/1/24 20:15
冬場でも暖房なしで快適に眠ることができるアイデアを考案した石黒桂子さん=南陽市郡山

 「こうした時代だからこそ、ぜひ試してほしい」-。燃料費の高騰が家計の重しとなる中、南陽市郡山の主婦石黒桂子さん(71)が、冬場でも快適な睡眠につながるアイデアを提案している。段ボールと毛布があればできる“ちょっとした工夫”ではあるものの、社団法人発明学会(東京)の全国コンクールで準優勝するなど、家族や友人らに好評だ。

 石黒さんは1996年、着色こんにゃく食品で特許を取得した。以来、さまざまなアイデアを暮らしの中で生かしている。夫の会社役員謙一さん(72)が寒くて眠れない日が続いたことから、10年前に“安眠システム”を考案した。

 頭の部分を段ボールで覆うアイデアで、作り方は簡単だ。寝返りをしても窮屈に感じないよう段ボールの上ぶたを外し、毛布をガムテープで張り付ける。上ぶたを外した部分ががさつくと不快感につながるため、その部分もガムテープで覆うという。

 コンクールには開発と同じ年に出品した。審査員だけではなく、ほかの応募者からも高い評価を得た。友人に作り方を教えており、「予想以上に簡単で快適」と好評だという。

 10年間愛用しているという謙一さんは「肩の冷えも解消され、熟睡できるようになった。光も遮断されるし、息苦しさもまったくない」。桂子さんは「快適な睡眠によって、生活がより良いものになる。燃料費も節約できるので、ぜひ作ってほしい」と呼びかけている。

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