温泉むすめの「御泉印」 米沢・小野川の旅館など販売

2023/1/18 11:43
温泉むすめのキャラクターが描かれた「御泉印」

 米沢市小野川温泉の旅館などが、御朱印ならぬ「御泉印(おんせんいん)」の販売を始めた。温泉を擬人化したキャラクター「温泉むすめ」のイラストに訪れた日付を入れる形式で、温泉地巡りのきっかけにしてもらおうとの狙いがある。

 松島観光協会(宮城県松島町)の担当者が、ツイッターで温泉むすめファンの「御朱印のようなものが欲しい」とのつぶやきを見つけたのをきっかけに発案し、温泉むすめのプロジェクトを展開するエンバウンド(東京)の協力を得て実現した。小野川温泉の1旅館も賛同し、事業に加わった。

 御泉印は、はがきサイズで、デザインは温泉地ごとに異なる。温泉むすめのキャラクターが存在する温泉地のうち、現時点で小野川を含む宮城、福島、栃木、茨城、熊本の7温泉地が参加しており、今後、蔵王温泉など18カ所が加わる予定だ。小野川温泉登府屋旅館の遠藤直人社長は「訪れた記念となり、温泉地巡りの良いアイテムになるのではないか」と話す。発案した同協会の勝股かおり事務局長は「名称には温泉への感謝の思いを込めた。各温泉地を巡ってもらい経済効果が生まれるとうれしい」と話している。

 1枚500円。小野川では登府屋旅館で購入できる。問い合わせは同旅館0238(32)2611(平日の午前10時~午後4時)。

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