サッカーJ2・モンテディオ山形が、J1福岡のDF熊本雄太(27)を完全移籍で獲得することが8日、関係者の話で分かった。早大から加入した山形では4シーズンにわたり主力を務め、2021年以来の復帰となる。
熊本は福岡県出身で、強豪の東福岡高、早大を経て18年に山形に入団した。ルーキー時代にセンターバックの主力となり、同年の天皇杯全日本選手権4強入り、19年のJ1参入プレーオフ進出に貢献した。J2通算で131試合4得点。福岡に完全移籍した今季は、カップ戦を含めた公式戦10試合に出場した。186センチの長身で競り合いに強く、前に出る積極性を持ち味とする。
一方で今季主将の一人だったDF山崎浩介(26)は同日までに、J1鳥栖への完全移籍が決定的になった。21年に当時J2の愛媛から加わり、在籍2シーズンでリーグ戦74試合に出場し2得点。自身にとって初のJ1挑戦となる。
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