鳥インフル、陽性確認 鶴岡・県内養鶏場で初、6万7000羽殺処分

2022/12/8 22:13
高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が確認された養鶏場で、殺処分を行う県職員ら=鶴岡市(県提供)

 県は8日、鶴岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ感染が疑われる採卵鶏が見つかった事例について、遺伝子検査の結果、陽性だったと発表した。県内の養鶏場では初めて。今後、高病原性かどうか国の確定診断が行われる。陽性判明を受け、県は関連する養鶏場を含め計約6万7千羽の殺処分を始めた。埋却や鶏舎の消毒を含め必要な防疫措置を終えるまで6~7日かかる見通し。

 県によると、殺処分の対象は鶴岡市の養鶏場の約2万7千羽と、この養鶏場との間で鶏や飼料の行き来があった可能性がある庄内町の養鶏場の4万羽。同日早朝、遺伝子検査でH5亜型の鳥インフルエンザウイルスと分かり、農林水産省との協議を経て午前8時ごろに作業を開始した。県庁や村山、置賜、最上各総合支庁などから計360人が応援に入った。

防護服を着て作業をする関係者=8日午前8時19分、鶴岡市(敷地外で撮影)

 鶴岡市の養鶏場から優先的に作業を進めており、8日午後3時現在、1万900羽の殺処分が終了した。県職員らが1日当たり420人態勢で24時間(3交代)、作業するが、処分数が多いことに加え、現場が2カ所に分かれているため、完了まで2~3日かかる見通し。鶏の埋却や消毒も並行して行う。

 陽性判明を受け、県は鶴岡市の養鶏場から半径3キロ以内は鶏、卵の移動を制限する区域に、3~10キロ以内を搬出制限区域にそれぞれ設定した。

 鶴岡市の養鶏場では7日に死んだり、衰弱したりした採卵鶏7羽が見つかり、いずれも鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となっていた。

 この日は国の疫学調査チームも鶴岡市の養鶏場に入り、鶏の管理状況などを調べた。

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