豪雨被災「天養寺観音堂」、再建へ寄付募る 飯豊の保存会がクラウドファンディング

2022/12/7 11:11
解体された天養寺観音堂の部材。豪雨被害に加え、経年劣化も目立つ=飯豊町

 飯豊町の天養寺観音堂保存会(長岡英雄会長)などは、今年8月の豪雨で被災した県指定文化財「天養寺観音堂」の再建に向けた建物部材の状況調査費用について、クラウドファンディング(CF)で寄付金を募っている。目標額は340万円で今月19日まで。

 同観音堂は裏山の土砂崩れで建物の一部が倒壊するなど大きな被害を受けた。県指定文化財のため、社殿を解体しての再建には県と飯豊町から補助金を受ける見込み。しかし、再建の前に必要となる建物部材の状況調査については、25戸しかない檀家の負担となり費用の捻出が困難という。

降雪期を前に、解体作業が急ピッチで進む天養寺観音堂=飯豊町

 現在、社殿の解体作業が行われており、被災した柱などの部材のほか、経年劣化した部材も数多く確認されている。再建時に、これらを再利用できるか、新たに調達が必要かなど、一つずつ調べる作業となる。

 地域文化財の修復や保護を支援する文化財マネージメント社(東京)の協力で、寄付金はCF専用サイト「キャンプファイヤー」内で募っている。返礼品は金額に応じてポストカードやお札、本尊の台座内への寄付者名の納入など。問い合わせは飯豊町町民総合センターあ~す0238(72)3111。

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