遊びを誘発~「コパル」が優秀賞 ウッドデザイン賞ライフスタイルデザイン部門

2022/12/7 07:59
ライフスタイルデザイン部門で優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた山形市南部児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」(運営事務局提供)

 木で暮らしや社会を豊かにする技術、商品を顕彰する「ウッドデザイン賞」の本年度審査結果が公表された。本県からはライフスタイルデザイン部門で、山形市南部児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」が最優秀賞に次ぐ優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた。施設の整備運営を担う特定目的会社の代表企業で、木造建築メーカーのシェルター(山形市)は計8件が入賞した。

 受賞者は山形市やシェルターの他、総合建設業の高木(寒河江市)、若手建築家ユニットの大西麻貴さんと百田有希さん(東京)、福祉施設を運営するヴォーチェ(山形市)、NPO法人生涯スポーツ振興会(アプルス、同市)。

 コパルは障害の有無や年齢、性別の違いに関わらず遊べるインクルーシブ(分け隔てない)な空間として今年4月にオープンした。屋内の体育館と大型遊戯場は周囲に緩やかな傾斜の通路を巡らせ、車いすでも移動できる。遊戯場には木のトンネルと滑り台、たたいて音を出せる木琴ベンチを配置した。

 審査では、雄大な木造ドームや木質感あふれる回遊型の大空間で、子どもが思いのままに動き回れ、多様でチャレンジングな遊びを誘発する造りが高評価を受けた。また「雨天時や冬期間といった外遊びを制限する課題を解決する屋内型施設は地域にとって貴重であり、その外観も周辺の風景に溶け込む美しさを併せ持っている」と評された。

 ウッドデザイン賞は日本ウッドデザイン協会(東京)が主催し8回目。本年度は330件の応募があり、188件が入賞。そのうち28件が上位賞に選ばれた。入賞作は今月7~9日に東京・有明の東京ビッグサイトで展示され、表彰式は同7日に同所である。

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