来春の県議選山形市区(定数9)に、山形市議の松井愛氏(46)=山形市天神町=が立候補する意思を固めたことが6日、分かった。立憲民主党県連に公認申請している。
山形新聞の取材に「山形市区を含め女性県議が少なく、女性の声が県政に届きにくい状況なのではないか。不登校やひきこもりの人たちの支援に向き合ってきた経験を生かし、教育や福祉分野で取り組みを進めたい」と述べた。
松井氏は山形女子専門学校を卒業後、1997~2002年にパリス文化服装専門学校で教員を務めた。以降、若者の居場所づくりを目的としたNPO団体の運営などに携わり、19年の市議選で初当選した。現在1期目。
山形市区は現在欠員1。現職は2人が勇退の意向を明らかにし、6人が出馬の準備を進める。新人では松井氏を含む2人が立候補を表明している。
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