初あめ作り始まる 山形

2022/12/5 21:37
熱々の液体を丸い金属板に流しこんで冷やしてゆく行程は時間との勝負だ=山形市北山形2丁目

 新年の縁起物の「初あめ」作りが山形市内で始まっている。

 製造するのは同市北山形2丁目の大山製菓。4代目の鈴木健太郎さん(45)は「店が創業した1961(昭和36)年ごろには県内に何軒もの専門業者があったと聞く」と話すが、現在は同社のみとなり、「初あめは他県にない文化」と、使命感を持って作業に当たっている。

 原料は麦芽水とグラニュー糖のみ。これを煮詰めた糖液を金属の円盤に流し込み、急速に冷やす。気温が高いと軟らかくなるので製造は寒い時期に限るという。紅白やごま、あんこ、きなこなど14種類があり、多い日は1日当たり300キロを作る日もある。山形市で1月10日に開催される初市などで販売される。

 「無病息災や商売繁盛を招く初あめを、ぜひ新年に味わってほしい」と鈴木さんは語った。

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