100グラム未満の小型ドローンを操縦しタイムを競う「米沢戦国ドローンレース」が4日、米沢市の国登録有形文化財・上杉伯爵邸で初めて開かれた。最速約100キロという猛スピードで、広い庭園をドローンが飛行した。
新たな取り組みで地域を盛り上げようと米沢ドローンレース実行委員会(酒井登委員長)が企画した。自慢のドローンを持ち寄った秋田県や東京都、大阪府など県外の10人が参加。装着したゴーグルでドローンカメラの映像を見ながら、約200メートルのコースを周回した。
選手たちは、樹木が生い茂る庭園の難しいコースで、池に落下しないよう気を配り、コーナーを果敢に攻めて旗門をくぐり抜けた。
会場のモニターには各ドローンのカメラ映像とラップタイムが表示され、観客が熱く見守った。酒井委員長は「今後は定期的に開催し、観光振興にもつなげていきたい」と意気込んでいた。
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