東根市区選出の青柳安展県議(75)が来年4月の県議選に出馬せず、勇退する意向を固めたことが3日分かった。同日、後援会関係者に伝えた。
山形新聞の取材に青柳氏は「(ベテラン議員の勇退表明で)県議会の若返りが進む中、ここが引き際と考えた。これまで尽力してきた東根警察署の新設、市内都市計画道路の整備などを次の人に託したい」と語った。
青柳氏は高校教諭、市議を経て2003年に県議に初当選した。04年に辞職後、15年に再び立候補し当選。現在3期目。国民民主党県連では22年8月まで会長を務め、現在は会長代行に就いている。
同選挙区は定数2で、自民党前県議の辞職に伴い欠員1。前山辺町副町長の清野康隆氏(50)=同市中央3丁目=が立候補の意思を固めているほか、水面下で出馬を模索する動きがある。
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