「野球肘」早期発見で防げ 小中生対象、山形大が集団検診

2022/12/3 20:47
子どもたちの肘の状態を確認した集団検診=山形市・きらやかスタジアム

 投球動作を繰り返すことで起こる障害「野球肘」の早期発見に向け、山形大医学部(上野義之学部長)の整形外科学講座などは3日、山形市のきらやかスタジアムで、県内の小中学生を対象にした集団検診を始めた。2日間の日程で子どもたちの肘の状態を診断し、必要に応じて受診を促す。

 県高校野球連盟などでつくる県野球活性化推進会議が協力し、村山地域を中心に小中学生約300人を検診する。

 整形外科医は球児に治療歴や肘の状態を聞き取りしながら、超音波診断を行い「体が大きな子と同じことをすると、けがをしやすいから気を付けて」などと助言していた。検診で問題がなかったという山形十中2年黄木裕也さん(14)は「野球を長く続けられるように肘のケアを大切にしたい」と話していた。

 同講座の宇野智洋医師は、子どもの体のケアに対する指導者や保護者の理解が広がっているとし「毎日、自宅などでストレッチをする習慣を付けてほしい」とアドバイスしていた。

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