県内鉄道、利用拡大へ 推進協、4地域ごと活性化策検討

2022/12/3 14:46
フラワー長井線の列車内を主会場にオンライン開催した「やまがた鉄道沿線活性化プロジェクト推進協議会」の初会合=南陽市・赤湯駅

 県内鉄道の利用拡大と沿線地域の活性化を目指す「やまがた鉄道沿線活性化プロジェクト推進協議会」の初会合が2日、フラワー長井線の列車内を主会場にオンラインで開かれた。各路線の利用状況などを踏まえ、4地域ごとのワーキングチーム(WT)で実情に応じた活性化策を検討していくことを確認した。

 沿線市町村や国土交通省東北運輸局、JR東日本から計約70人が画面越しで参加。会長の岡本泰輔県みらい企画創造部長が長井線の貸し切り列車の車内からビデオ通話システムで進行した。東北運輸局とJR東の各担当者が、県内各路線の利用・収支状況や鉄道を取り巻く国内の状況について説明した。

 WTは▽村山(左沢線、仙山線、奥羽本線)▽最上(陸羽東・西線、奥羽本線)▽置賜(米坂線、奥羽本線、フラワー長井線)▽庄内(羽越本線、陸羽西線)―の4ブロックごとに、沿線自治体や観光、商工関係団体で構成。これまでの活性化策を振り返り、追加調査も検討する。それらの内容を年度内に取りまとめ、年度末の協議会で来年度以降の方向性を定める。

 協議会は、県や沿線自治体でつくる県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会(会長・吉村美栄子知事)内に先月新設。山形新幹線福島―米沢間の県境部を貫く米沢トンネル(仮称)整備推進に向け、鉄道利用全体を活性化することで、整備効果を最大化する狙いもある。

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