県農林水産業、担い手育成・確保が順調 山形で創造戦略推進会議

2022/11/29 10:18
第4次農林水産業元気創造戦略の進捗(しんちょく)状況を確認した会議=山形市・県自治会館

 本県農林水産業の指針となる「第4次農林水産業元気創造戦略」(2021~24年度)の本年度第2回推進会議が28日、山形市の県自治会館で開かれ、数値目標の達成状況などを確認した。農林業の担い手の育成・確保が順調に進む一方、農産物販売額1千万円以上の経営体数は20年7月豪雨の影響もあり、計画に遅れが生じているとした。

 プロジェクトの数値目標81項目のうち、今年10月末現在で実績値が判明しているのは67項目。達成、おおむね達成は計43項目で、遅れ・未達成は24項目となっている。

 女性の新規就農者数は21年度の目標60人に対して実績は94人に上った。各段階の支援に加え、農業法人の増加に伴い女性の働く場が増えて労働環境が改善されたことが要因とする。林業の新規就業者に関しては希望者を対象とした講習会などを重ねた結果、70人に対して61人となり、目標をおおむね達成した。

 農産物販売額が1千万円以上(目標3600経営体)、3千万円以上(同659経営体)、1億円以上(同128経営体)の経営体については達成率が92~78%となり、いずれも現時点の目標に届かなかった。7月豪雨で収入が減少した経営体が多く、米価下落の影響もあったとしている。

 同戦略では多様な担い手の育成・確保や水産業の成長産業化など五つの基本戦略を設定。共通目標として、本県の食料生産額を県民の食料消費額で割って算出する「生産額ベースの食料自給率」を200%超とすることを掲げている。

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