循環器病見逃さない 県が啓発動画制作、公開

2022/11/28 10:53
心筋梗塞などの循環器病について紹介している啓発動画。発症時の再現シーンなども盛り込んでいる

 県民の死亡、介護にいたる主要な原因となっている脳卒中や心臓病など循環器の疾患に関する啓発動画を県が制作し、公開している。医師の解説などを盛り込み、発症までの前兆の見つけ方や見逃さない大切さ、救命や回復で重要になってくる応急対応などを紹介している。

前兆を例示、応急対応も紹介

 県循環器病対策推進計画によると、県民の死亡原因は心疾患が15.4%で2番目、脳血管疾患が9.5%で4番目に高い。国民の介護が必要になった主な原因では、循環器病が20.6%と最多で、健康寿命を延伸する上でも大きな課題となっている。

 県は「健康長寿日本一」の実現に向けて循環器病対策を推進しており、その一環で動画を制作した。計10分間ほどで、脳卒中編(約4分)と心筋梗塞編(約6分)で構成。発症時の再現シーンや山形大医学部付属病院の医師による解説を通じ、初期対応の重要性などを啓発している。

 脳卒中編では、顔の動きが左右非対称になったり、ろれつが回らなくなったりするなどの前兆を例示。早期発見が重要だとし、異変に気付いた場合の速やかな受診を呼びかけている。心筋梗塞編では、急性心筋梗塞が前触れなく発症することもあるとし、応急手当ての方法などを具体的に紹介している。

 県がん対策・健康長寿日本一推進課は「今回の動画は前兆と初期対応に焦点を当てた。異変に気付いた際はためらわずに救急車を要請するなど、正しい知識の習得につなげてほしい」とする。啓発動画は県公式ユーチューブチャンネル「やまがたChannel」で公開している。

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山形県公式ユーチューブチャンネル「やまがたChannel」

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