たくあん、おいしくな~れ 「沢庵禅師」供養祭

2022/11/28 09:19
江戸時代の漬け方でたくあんを仕込む子どもたち=上山市・春雨庵

 江戸時代に現上山市松山地区に滞在した高僧・沢庵(たくあん)をしのぶ香の物祭「沢庵禅師」供養祭・漬け込み式が27日、同市の春雨庵で開かれ、関係者が当時の手順でたくあんを漬けた。

 たくあん漬けは、沢庵が農家からもらった大根などの野菜を干して漬けたのが始まりとされる。こうした歴史や文化を受け継ごうと県漬物協同組合(近清剛理事長)が主催し41回目。新型コロナウイルス禍のため、式は3年ぶりの実施となった。

 漬け込み式には地元の子どもたちも参加し、干し大根100本とぬか9升、塩3升をたるに詰めた。その後、3年前に漬けたたくあんとおにぎりに温かいだしをかけた「湯づけ沢庵」が参加者に振る舞われた。上山南小5年冨沢那奈子さん(10)は「たくあんはおいしい。沢庵和尚の力も入っているのかな」と笑顔を見せていた。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]