遊佐にウイスキー蒸留所 楯の川酒造(酒田)、来年9月本格稼働へ

2022/10/5 10:10
楯の川酒造がウイスキー製造に向けて建設を予定している月光川蒸留所のイメージ図

 楯の川酒造(酒田市、佐藤淳平社長)は、遊佐町にウイスキー蒸留所の開設を計画している。今月にも着工し、2023年9月の本格稼働を目指す。完成すれば県内、町内ともに2カ所目。仙台国税局によると、1市町村に二つの蒸留所ができれば東北初となる。

 楯の川酒造は1832(天保3)年創業。これまで日本酒「楯野川」をはじめ果物やヨーグルトを使ったリキュール「子宝」を製造してきた他、系列酒蔵の奥羽自慢(鶴岡市)ではワイン製造も行っている。県産酒類の多角化を目指して新たな分野に挑む。

 昨年12月にウイスキー製造子会社「月光川蒸留所」(佐藤社長)を設立した。月光川から程近い同町吹浦に用地を取得し、蒸留所(建屋面積約700平方メートル)を建設する。年明けにもウイスキーの酒類製造免許を取得し、27年にはオリジナルのシングルモルトウイスキー販売を目指す。

 月光川蒸留所には、山形銀行の投資専門子会社・やまがた協創パートナーズと、荘内銀行と同じフィデアグループのフィデアキャピタル、シンガポールの商社「Wine&Whisky」が合計3億5千万円を出資した。同町には県内第1号となった金龍(酒田市、佐々木雅晴社長)のウイスキー蒸留所がある。

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