澄んだ空気、星空も堪能 朝日連峰「紅葉を求めて」縦走ルポ(上)

2022/10/3 10:35
大朝日小屋から最高峰の大朝日岳(右)を見上げると、満天の星が広がっていた=30日午前1時28分

 好天に恵まれた3日間の山行。色づき出した木々など、初日から秋の朝日連峰の魅力を感じることができた。山に登ることで味わえる景色がある。出だしからそれを実感した。

 大江町の古寺鉱泉登山口から入山したのは30、40、50代の男性記者3人と山岳ガイドの吉田岳さん(53)=小国町。本紙で毎年恒例となっている夏山縦走に比べ、湿度が低いせいか、秋の山は空気が軽く感じられた。古寺山(1501メートル)までは長い登りが続くが、強く印象に残ったのは大江山岳会によって整備が行き届いている登山道。強い日差しを和らげるブナ林にも助けられ、一行は順調に歩を進めた。

 大朝日岳(1870メートル)に向かう際は小朝日岳(1647メートル)の頂上を避けるルートもあるが、今回は山頂を経ることを選択。アップダウンに容赦なく体力を奪われながらも、ピークを目指したことで赤や黄色に色づき出した木々を間近に楽しむことができた。

 初日の目的地となった大朝日小屋は、平日にもかかわらず30人ほどの登山者が宿泊し、連峰の人気の高さがうかがえた。就寝前、小屋の外に出て空を見上げると、頭上に広がっていたのは満天の星。澄んだ空気の中で普段は目にできない小さな光も堪能し、紅葉にとどまらない秋山の魅力に酔いしれた。

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