外国籍3選手、多彩な攻撃 B2山形ワイヴァンズ、きょう開幕戦

2022/10/1 11:19
外角シュートやドライブで高い能力を見せるジェームズ・ベル

 バスケットボール男子・Bリーグ2部(B2)東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは1、2の両日、東京都の大田区総合体育館で東京Zと第1節を戦い、2022~23年シーズンに入る。昨季まで中核を担ったベテラン2選手が退団し、経験値を失った一方で、中へ攻め込む意識や走力は格段に増した。強力な外国籍選手がかみ合えば、攻撃のバリエーションが広がる。

 オフシーズンで、長くチームを支えたガードの河野誠司、中島良史が退団した。今季のガード陣は鋭いドライブが武器の柳川龍之介、バランスに優れる村上駿斗(山形南高出)、アグレッシブなプレーが光る山田友哉ら昨季所属した選手が中心になりそう。3季目のミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチ(HC)が目指すチーム戦術の理解も問題はない。経験値の少なさが不安材料だった分、プロ10年目を迎えるシューター鈴木大(日大山形高出)の加入は大きい。

 ライコビッチHCは「ガード陣にはこれまでと違った役割を求める」と語る。昨季は中へ切り込む攻撃が少なく、パスをつなぎ、外角シュートで攻める場面が多かった。対する今季はここまでの練習試合などを見ると、積極的に1対1を仕掛け、多彩な攻撃を展開している印象だ。

鋭いドライブが持ち味の柳川龍之介

 その一番の要因は、新外国籍3選手の能力の高さ。スモールフォワードのジェームズ・ベルはシュート能力に加え、体の強さやキレのあるドライブを持ち合わせる。ファウルを多く受け、フリースロー精度も高く、2季前に所属してリーグ得点王に輝いたアンドリュー・ランダルとプレースタイルが似ている。

 他の2選手も、それぞれが違った特長を持つ。センター(C)のトーマス・ウェルシュはチーム最高身長の213センチ。米プロバスケットボールNBAでのプレー経験があり、圧倒的な高さでゴール下を支配できる。B1秋田などでプレーしたパワーフォワード兼Cのハビエル・カーターは力強さと器用さを併せ持ち、アシストやゲームメークもできる。タイプの似た外国籍選手をそろえた昨季よりも、攻撃の幅は広がりそうだ。

 2季前まで同じリーグの対戦相手として山形を見てきた真庭城聖主将は「過去最強の山形」と表現する。16日に行われた東北カップでは格上のSR渋谷(B1)に惜敗したものの、互角の戦いで大きな手応えを得た。「体の仕上がりが非常にいい。このチームなら昨季よりも勝利を重ねられる」と指揮官。2年ぶりのプレーオフ出場と悲願のB1昇格へ、準備は整った。

【選手一覧】

 0 PG・SG 山田 友哉(24)179センチ 77キロ

☆3 SF    ジェームズ・ベル(30)196センチ 100キロ

 5 SG・SF 柳川龍之介(31)188センチ 86キロ

 10 PF    高橋 浩平(26)199センチ 103キロ

☆17 SF・PF 鈴木 悠介(25)200センチ 95キロ

 21 PG    田原 隆徳(28)181センチ 85キロ

 23 PG・SG 村上 駿斗(26)185センチ 85キロ

☆24 PG・SG 鈴木 大(32) 183センチ 80キロ

◎27 SF    真庭 城聖(36)193センチ 92キロ

☆32 PF・C  ハビエル・カーター(31)203センチ 115キロ

☆40 C     トーマス・ウェルシュ(26)213センチ 111キロ

 95 SG    斎藤 瑠偉(22)191センチ 86キロ

(◎は主将、☆は新加入。PG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター)

山形ワイヴァンズ

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