山形食品(南陽)の新工場が完成 輸送コスト大幅削減へ

2022/9/28 21:01
関係者がスイッチを押し、新工場が稼働した=南陽市漆山

 飲料など製造の山形食品(南陽市、高橋徹社長)が同社隣接地に整備した新工場が完成し28日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。ペットボトルの成型から飲料の無菌充填(じゅうてん)までを行う施設。新たに飲料大手2社の成型・充填も請け負い、事業を拡大する。

 従来は成型済みのペットボトルを購入し、殺菌、充填していた。新工場のシステムでは加工前のコンパクトな原型からペットボトルの成型加工と滅菌、充填までを行えるため、輸送コストが大幅に削減できるという。事業費は94億円。新工場は敷地面積1万9332平方メートル、鉄骨一部2階建てで延べ床面積9340平方メートル。新たに地元南陽市を中心に15人を雇用した。

 これまで受注してきた大手1社に2社を加え、計3社の製造を請け負う。製造能力は1分間に最大600本。

 式では神事に続き、高橋社長や同市の白岩孝夫市長、飲料大手3社の代表らが玉串をささげ、同社の折原敬一会長が「大手3社の東北の製造拠点として、責任ある工場となるよう努める」とあいさつした。白岩市長は「世界に誇れる本県の農産品を加工力や販売力を生かし、世界に発信する拠点となってほしい」と語った。関係者による起動セレモニーで操業を開始。

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