紙おむつのサブスク導入、軽くなる負担 村山の公立保育施設始める

2022/9/28 11:29
施設内にストックされ使い放題の紙おむつ=村山市・ひばり保育園

 村山市の公立保育施設で、紙おむつを持たせる必要がなく使い放題のサブスクリプション(定額制)サービスが始まった。全国的に広まりつつあるが、県内では珍しい取り組み。登園準備が楽になったといった声が保護者から上がっている。

 紙おむつのサブスクは、保育園サポートや子育て支援事業のベビージョブ(大阪市)のサービスで、月額2508円を払うと、同社が連携するユニ・チャーム(東京都港区)の紙おむつとおしりふきが使い放題となる。ベビージョブの担当者は「わが社の取り組みとして、東北の公立保育施設では初の導入で、現在山形県内で検討中の自治体もある」という。

 同市で3歳未満児を受け入れる唯一の公立保育施設であるひばり保育園(佐藤美佳園長)で、2カ月間の実証実験を経て今月から始まった。毎日の登園バッグに紙おむつを入れなくてもよく、1枚1枚に名前を書き込む必要もない。おむつは園に常にストックされており、サイズは4種類ある。体調不良などで使用枚数が増えても、園から借りたり、お返ししたりすることも不要だ。

 実証実験後の保護者アンケートでは「とても満足」と「満足」を合わせた回答が全体の7割を占め、「名前を書かなくてよい」「荷物が減った」など肯定的な意見が多かった。市ではこの結果を受けて導入を決めた。保護者が個別に同社に申し込む。

 おむつは各社によって形や肌触りなどに違いがあり、好みもあるため、サービスを受けている園児はそれほど多くはないが、市子育て支援課は「これからは増えていくことが予想される。子どもたちの保育環境の整備に今後も取り組んでいきたい」と話している。

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