安倍元首相の国葬、県関係国会議員3氏が参列

2022/9/28 08:28

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 安倍晋三元首相の国葬が27日、東京・日本武道館で執り行われた。210を超える国と地域、国際機関の代表団を含め、政府発表によると国内外から4183人が参列。ただ法的根拠や概算16億円超の国費支出を巡って世論の賛否が割れた。事実上の弔意の強制につながるとの批判も根強く、一部の野党は欠席した。警察は最大約2万人を投入し、厳戒態勢で警備や要人警護に当たった。首相経験者の国葬は戦後2例目で吉田茂元首相以来、55年ぶりとなった。

偉大さ改めて/国会議決なく問題

 安倍晋三元首相の国葬には、県関係国会議員5人のうち自民の遠藤利明(衆院県1区)鈴木憲和(同2区)加藤鮎子(同3区)の3氏が出席、国民民主の舟山康江(参院県選挙区)無所属の芳賀道也(同)の両氏は国葬の決定過程や手続きに問題があるなどとして参列を見送った。

 遠藤氏は国葬決定に手続き上の問題はないとし「海外からの参列者の多さに、改めて日本の存在を世界に知らしめた偉大な政治家だったと感じた」と述べた。

 鈴木氏は国のために献身的だった元首相に謝意を伝えたという。国葬を巡る議論に理解を示しつつ「最後は静かに送ってあげる日本人でありたい」と話した。

 加藤氏は日本や地域の未来を切り開く決意を新たにしたとし「国際社会の弔意に礼節で応え、重責を担ったリーダーを弔うことは意義があった」と述べた。

 舟山氏は法的根拠の欠如に加え、国会への説明なども不十分と指摘。「立法府の役割の自己否定につながる」と参列を控え、自分なりに悼んだという。

 芳賀氏は哀悼の意を表しつつ「国会の議決なく多額の費用が執行されることは問題」と主張。参列は「法と民主主義」の葬送になりかねない、と語った。

 このほか、吉村美栄子知事、坂本貴美雄県議会議長、県市長会副会長の内谷重治長井市長、県町村会長の原田俊二川西町長、県市議会議長会長の鈴木善太郎山形市議会議長、県町村議会議長会長の八鍬太舟形町議会議長が参列した。

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