色鮮やかな紅色から「紅エビ」として親しまれているホッコクアカエビの水揚げが、鶴岡市の鼠ケ関港で盛んに行われている。
紅エビは底引き網漁が禁漁となる7、8月を除き、通年で取ることができ、12~1月ごろに最盛期を迎える。水温が下がるにつれて赤みが一段と深まり、身も締まってうま味を増す。
23日は同港から5船が漁に向かった。沖合で取った紅エビの鮮度を保つため、船上で箱詰めして、港に着くとすぐに競りにかけられた。県内外に出荷されるという。
大洋丸の船長佐藤洋生さん(47)は「漁獲量は例年通り。これからますますおいしくなる紅エビをぜひ味わってほしい」と話した。
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