子どもの発達に不安を持つ親に役立ててもらおうと、発達障害児の支援などに取り組んでいるメグシィ(鶴岡市、水原里枝代表)は、子どものさまざまな表情を描いた表情認知絵本と、望ましい行動を絵で伝えられる認知絵カードを製作した。
新型コロナウイルス禍によるマスク着用の常態化で、表情から気持ちを読むことが苦手な子どもが増えている。絵本では驚いた顔、どきどきしている様子など44の表情を紹介し、認知トレーニングに活用できるようにした。絵カードは、子どもにしてほしい行動を絵で視覚化して伝えることを想定。「靴をそろえる」「片付ける」など、言葉だけで行動に移せない子どもにも分かりやすく、理解できる。
絵本はB5判28ページで、1800円。絵カードははがきサイズの37枚つづりで2千円。ホームページの問い合わせフォームか電話で注文する。問い合わせ・申し込みはメグシィ0235(23)3583。
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