南陽「湯こっと」出足好調 オープン3ヵ月

2022/9/7 11:39
好調な出足となった南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」。さらに親しまれる施設を目指す=南陽市赤湯(休館時撮影)

 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」が5日でオープン3カ月となり、同市は利用状況をまとめた。1日平均の利用者が、閉鎖2施設の平均利用者を大きく上回っただけでなく、市の見込みを超える状況が継続するなど盛況だ。これまでほとんどなかった子どもたちの利用も目立っている。

リピーター、子ども利用増

 「湯こっと」は6月5日にオープン。市財政課によると、1日当たりの入湯者は624.1人で、閉館したとわの湯とあずま湯の利用者の合計平均496.9人(2022年4月)を大幅に上回っている。また、市がオープン前の22年度当初予算で見込んだ517人(収益確保の最低ライン)さえも上回る状況だ。お盆の帰省期間の8月12日には、993人の利用があった。

 開業1カ月は1回券利用者が36.7%だったが、現在は30.9%。一方で回数券などは59.1%から64.5%と増えており、リピーターが増加していることを裏付けている。ほとんどなかった子どもの利用も1日当たり平均27.8人と、大幅に増加した。

 市は“出足好調”の認識を示しつつも、課題について「シャワー用ガス料金、電気料金が高騰している。施設の拡大や業務多様化に伴う職員の疲労もあり、パートの増員などで対応したい」と分析している。

 赤湯温泉 湯こっと 赤湯財産区が運営する公衆浴場のうち、老朽化した2カ所と温泉事務所などを統合。敷地面積3447平方メートル、建物は木造平屋で延べ床面積877平方メートル。源泉かけ流しの大浴場のほか、露天風呂、置賜地域の公共公衆浴場では初めてとなるバリアフリー浴室などを備えた。入湯料は300円(小学生以下100円)、回数券(10回券)を2000円で販売している。バリアフリー浴室は80分800円、60分600円(いずれも小学生以下半額)。廃止2施設は入湯料100円だった。

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