東根まるごと、かるたに凝縮 共同事業体作製、名所や食文化など48選定

2022/8/27 11:44
東根の名所旧跡や文化などを紹介した「ひがしねふるさとかるた」

 東根市の芸術文化交流施設・東の杜(もり)を管理運営する大けやき未来共同事業体(佐藤茂美代表)は、東根の名所旧跡や自然、文化などをテーマにした「ひがしねふるさとかるた」を作製した。東根ならではの題材を選定し、読み札や絵札も独自に創作。担当者は「市外の人だけでなく、市民にも古里の魅力を再発見してほしい」と話している。

 同事業体のスタッフが市内の観光名所や食文化、地域行事、代表的な公共施設など48を選定。読み札はスタッフが原案を作成し、元中学校教諭の故・羽柴麻美さん(同市神町)が生前に手直しして完成させた。絵札は洋菓子店「吉田屋」の吉田康宏店主らが担当した。

 国指定特別天然記念物「大ケヤキ」を詠んだ「日本一 千五百年もの歳月を 東根守りて大ケヤキ」、サクランボの主力品種「佐藤錦」を世に広めた2人の偉人をたたえた「東作翁 栄助翁 生み伝へし佐藤錦は サクランボの王」など、それぞれの特色を分かりやすく紹介。「中高一貫東桜学館 未来創造プロジェクト進行中」「空の玄関へ ようこそ山形空港インバウンドも大歓迎」など、東根市ならではの施設を詠んだ札もある。

 絵札と読み札を収める箱の題字は、欅墨(こぼく)書院(同市)会長を務める植松龍祥日展山形会長が揮毫(きごう)し、大ケヤキの絵は洋画家の吉田泰三日展山形会副会長が手掛けた。かるたで読まれた名所を紹介するマップを同封しており、裏面にはそれぞれの解説も記している。

 同事業体は大けやきフォーラムと市観光物産協会で構成。荘内銀行ふるさと創造基金の助成を受け、200部を作製した。小中学校や公民館などに配布するほか、ふるさと納税返戻品とすることも検討する予定という。東の杜で2千円で販売する。

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