庄内弁舞台、第2弾へ始動 藤沢周平さん「春秋山伏記」、出身俳優ら

2022/8/15 10:38
11月の公演第2弾に向け稽古に励む(前列左から)大場圭祐さん、斎藤志郎さん、菅原司さん、(後列左から)佐藤輝さん、白幡大介さん、渋谷宏美さん、佐々木亜希子さん=東京都江東区

 庄内町出身の俳優佐藤輝さんら庄内地方出身の俳優・表現者たちが、作家・故藤沢周平さん(鶴岡市出身)の小説「春秋山伏記」を舞台化し東京から発信するプロジェクトの第2弾公演を、11月4~6日に都内で行う。本番へ向け今月から稽古がスタート。出演者たちは、新型コロナウイルス感染の収束を願いつつ、熱のこもった練習を続けている。

 庄内地方に伝わる習俗などを題材に描かれた「春秋山伏記」は、藤沢さんが特に庄内弁にこだわって書きつづった時代長編だ。5編からなるこの小説を年1編ずつのペースで舞台化するプロジェクトで、佐藤さんが同郷の俳優らに呼び掛けて昨秋初めて都内で公演し、好評を博した。

 昨年の「験試し」に続き今年は「狐(きつね)の足あと」を披露する。出演する役者は佐藤さんのほか、斎藤志郎さん、大場圭祐さん、佐々木亜希子さん(いずれも酒田市出身)、菅原司さん、白幡大介さん(ともに鶴岡市出身)、渋谷宏美さん(遊佐町出身)の7人。

 舞台化に当たっては、庄内出身者による“本場”の方言を駆使しながら、作品に込められた藤沢さんの郷土愛を表現している。

 佐藤さんは「藤沢周平が愛した庄内の人々の生活のにおいや風景などを、舞台を通して存分に感じてもらえるよう演じたい」と意気込む。

 公演は、東京・神楽坂のホール「THEGLEE」で。開演時間は11月4日が午後7時、5日が午後1時と午後6時、6日が午後1時。チケットは全席自由で5千円。問い合わせは主催するオフィス天童03(3649)8754。

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