県内、各地でお盆の入り 静かに合掌・豪雨被害の飯豊

2022/8/13 21:49
花や線香を供え、手を合わせる親子=飯豊町椿・本長寺

 お盆の入りを迎えた13日、県内各地では蒸し暑さの中、花を手に墓参りに訪れる家族連れの姿が見られた。

 豪雨により大きな被害を受けた飯豊町。町内の本長寺(藤本慧悟住職)では、酒田市の会社員佐野良史さん(52)が墓石を水で清め、線香を供えていた。近くにある実家は被害を免れたが、豪雨に見舞われた3日に母親が永眠した。「この日は雨がひどくて駆け付けることができなかった」と話し、妻、三男と3人で静かに手を合わせていた。川西町の会社役員奥田孝一さん(72)は、他県に住むきょうだいと3人で訪れた。大雨時には電話で無事を確認し合ったといい、「今年は母親の三回忌。心の安まらない日々が続くが、お盆ぐらいはゆっくり過ごしたい」と話していた。

家族連れ、続々と・山形

 山形市中心部の通称「寺町」には朝から家族連れが続々と訪れた。時折日が差して蒸し暑くなる中、墓石を水で清めて花や線香を供え、静かに合掌していた。緑町3丁目の専称寺で妻、子ども2人と墓参りした山形市城西町3丁目、会社員小関清人さん(46)は「新型コロナウイルス禍や戦争、自然災害など不安な状況が続いている。先月七回忌を終えた亡父に家族の健康と幸せを祈った」と話した。

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