県第4次発展計画「おおむね順調」 21年度時点の進捗状況

2022/8/12 14:08
山形県庁(資料写真)

 県は、県づくりの基本的な考え方を示す長期構想「第4次県総合発展計画」の具現化に向けた実施計画(計画期間・2020~24年度)について、計画2年目に当たる21年度時点の進捗(しんちょく)状況をまとめた。目標指標(29項目)と重要業績評価指標(KPI、102項目)について策定時点から数値が横ばい、下降した項目と新型コロナウイルスの影響などを検証し、全体として「おおむね順調」と評価した。

 第4次計画は「人と自然がいきいきと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形」を基本目標に設定。人材の育成・確保や競争力のある力強い農林水産業の振興・活性化など5本柱を掲げる。実施計画は、地方創生第2期の取り組みを示した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の本県版。県はコロナ禍やデジタル化の進展、SDGs(持続可能な開発目標)などの視点を踏まえ、ウィズコロナ、ポストコロナの県づくりに向けた施策展開を図る考え。

 実施計画は、5本柱と結び付ける形で目標指標とKPIを設定。21年度末時点で施策効果の把握ができな項目を除き、精査した。

 目標指標の評価対象21項目のうち、クリアしたのは、新規就農者数の東北順位(目標値・1位)、風水害の死亡者数(同・ゼロ)、交通事故死者数(同・25人以下)など7項目。おおむね順調の評価は8項目となった。横ばいは、高速道路等のIC(インターチェンジ)30分圏域県内人口率の1項目で、目標値の73%に対して直近値は65%。策定時を下回ったのは5項目で、観光消費額が2600億円に対して1349億円、雪害による死亡者数がゼロに対して12人、環境学習・環境保全活動への参加者数が19万人に対して8万1千人などとなった。

 KPIは評価対象99項目のうち、目標値通りが48項目、おおむね順調が24項目、横ばいがコワーキングスペース活用の新規事業件数など3項目。策定時を下回ったのは24項目で、主なものは、県出身者の県内大学・短大進学割合が目標値28.9%に対して直近値26.9%、県産農産物の輸出額が12億円に対して8億1800万円、外国人旅行者の受け入れ数が39万人に対して約1万7500人など。

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