鶴岡東、入念に最終調整 きょうセンバツ準Vの近江戦

2022/8/12 08:11
守備練習で汗を流す鶴岡東ナイン=兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海野球場

 第104回全国高校野球選手権大会で、本県代表の鶴岡東は第7日の12日、第3試合(午後1時開始予定)の2回戦で、今春の選抜大会準優勝の近江(滋賀)と対戦する。鶴東ナインは11日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で最終調整し、守備練習などで汗を流した。

 選手たちは正午から1時間半程度の練習に臨んだ。初戦は2失策と守りの安定感を欠いただけに、シートノックでは状況に応じた中継位置や併殺対応など、守備の連係を重点的に確認。落ち着いたプレーを心掛け、送球や近くの塁へのトスも細かく動作をチェックするなど、アウトを確実に取る意識を徹底した。

【みどころ】しぶとい攻守で接戦に

 近江はエースで4番の山田陽翔を中心としたチーム。今秋のドラフト候補は投手としての完成度が高く、鳴門(徳島)との初戦では存在感を示して勝利の立役者となった。鶴岡東は打線がどれだけ粘り強く食らい付けるかが鍵になる。先制点はほしいところ。しぶとく好機をものにして接戦に持ち込みたい。

 鶴東は初戦で12安打を放って12得点。力で盈進(えいしん、広島)をねじ伏せ、強打を印象付けた。中でも2番土屋奏人と4番前田夢翔はここぞの場面で本塁打を放ち、がぜん注目度が増した。マークが厳しくなる中、好投手相手に局面を打開する勝負強い打撃ができるか。

 相手主戦は最速149キロの伸びのある直球に加え、鋭く落ちるスライダーなど変化球も一級品だ。初戦は8回を投げて被安打4、奪三振13、与四死球0。勝負勘や駆け引きがさえる一方、序盤で2失点。立ち上がりに不安を残しただけに、鶴東としては甘い球の見極めはもちろん、小技や足を絡めて相手バッテリーを揺さぶって隙を突きたい。

 近江は絶対的エースに次ぐ2番手の台頭が課題に挙げられてきた。それでも甲子園では途中登板の左腕星野世那が130キロ台後半の直球と大きく曲がるカーブで結果を残しており、侮れない。

 鶴東は初戦のマウンドに立った小林廉、渡辺千尋の両右腕のほか、左腕の矢部充稀に試合をつくる力があり、継投を基本とした起用法に注目だ。相手打線は鳴門の好左腕冨田遼弥を攻略して勢いづく。序盤に球筋を見極め、疲れの見えた中盤以降に畳み掛けて逆転勝ち。鶴東としては投手陣がしたたかな攻撃に動揺せず、粘り強く投げ抜けるかがポイントになりそう。また一つのミスが致命傷になりかねず、野手陣も落ち着いてアウトを積み重ねられるか。

 両校は第63回大会の1回戦で顔を合わせ、鶴東(当時鶴商学園)が3―4で惜敗した。本県勢の滋賀県勢との夏の対戦成績は1戦1敗。41年ぶりの対戦で初白星をつかみたい。

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