日本海ヘルスケアネットに酒田市加入 鶴岡の法人も、地域の連携さらに

2022/8/11 10:43
酒田市と継和会が加入し、構成法人が13に拡大した日本海ヘルスケアネットの理事ら=酒田市・日本海総合病院

 庄内の地域医療連携推進法人・日本海ヘルスケアネット(栗谷義樹代表理事)の理事会は10日、自治体として初めて酒田市が加入することを承認した。鶴岡市内でクリニックを運営する医療法人継和会も加入し、構成法人は13に拡大。市の加入で地域一体となった包括ケアシステムの構築に向けた連携が一層強化されることが期待される。

 理事会には酒田市から松田俊一地域医療調整監が出席し、「日本海ヘルスケアネットの一員として、これまで以上に連携を強め、将来にわたって地域で医療、介護、福祉の切れ目のないサービスが提供できるよう一緒に取り組んでいきたい」とあいさつした。

 市は構成法人の中核で、日本海総合病院を運営する県・酒田市病院機構としては加わっていたが、病院開設者としての関与だった。今後は地域包括ケアシステム構築に向け、即時的かつ財政面などの具体的な情報共有を図り、より主体的な関わりをしていくことが期待される。

 継和会(宮原信弘理事長)は、鶴岡市内で内科や外科などの「みやはらクリニック」(長島早苗院長)に加え、介護老人保健施設も運営している。理事会には長島院長が出席し「経営を継続し、充実した医療を提供するためにも力を尽くしたい」と話した。

 栗谷代表理事は市の加入について「同じ目線、同じ場で情報共有することが取り組みを前に進めるためには重要。医療や介護、福祉の費用管理面でも市の加入には意義がある」と述べ、鶴岡市内から継和会が入った意義については「オール酒田だけでなく、より広くオール庄内で今後は考えていくことが重要だ」と強調した。

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