朝日町ワイン、仕込み開始 作業の安全祈願も

2022/8/9 10:52
白ワイン用としてベルトコンベヤーに投入されるデラウェア=朝日町・朝日町ワイン

 朝日町の第三セクター朝日町ワイン(社長・鈴木浩幸町長)で8日、ワインの仕込み作業が始まった。ブドウ収穫に感謝して作業の無事を祈る安全祈願祭を行い、おいしい白ワインになるよう願って関係者が「デラウェア」をベルトコンベヤーに投入した。

 デラウェアは西村山と山形市、上山市産。今年は春先から好天に恵まれ、特に7月の日照時間が長く糖度が上がり、酸味とのバランスもよく高品質で、フレッシュなワインが期待できるとしている。一方で白ワインに使うブドウは、高齢化などによる栽培面積減少、県外も含めたワイナリーとの競合で、十分な量の確保に苦労しているという。

 安全祈願祭には約20人が参加し、神事に続き鈴木町長が「朝日町ワインを愛する人々の期待に応えたい」とあいさつ。たわわに実ったデラウェアを参加者が投入すると、周囲には爽やかな甘い香りが広がった。

 同社はデラウェア約50トンを仕入れ、白ワインとして10月以降に販売する。主力で町内産の「マスカット・ベーリーA」を使った赤ワインは10月から収穫し仕込む。今年はこれらを含め320トンのブドウを使い仕込み、720ミリリットル入りだと32万本分を造る計画。

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