飯豊で不明の車発見、男性は不明のまま 県内豪雨

2022/8/6 22:53
川に流され不明になっていた車両が土に埋まった状態で見つかり、掘り出す合同捜索隊員ら=6日午後2時42分、飯豊町

 置賜地域などに甚大な被害をもたらした記録的な大雨で、崩落した飯豊町小白川の大巻橋から転落し、川に流された車両の捜索が6日再開され、下流の河川敷でこの車両が見つかった。車には行方不明となっている町内の男性1人が乗っていたとみられるが、車中からは見つからなかった。7日も捜索を続ける。

 県警などによると、6日午前10時50分ごろ、県警と消防の合同捜索隊が大巻橋から約700メートル下った置賜白川の左岸で見つけた。車体は土砂や流木に埋まった状態で、横倒しになり左前のタイヤ部のみが地上に出ていた。人力での掘り出しは困難で、現場に重機を投入するなどして夕方に引き上げた。車内に人はいなかった。不明の男性が運転していた車と車体の色やメーカーが一致し、近くに落ちていたナンバープレートも一緒だった。

 県の被害まとめでは、6日午後2時現在、米沢、高畠、飯豊各市町で斜面の崩壊や地滑りが確認されているが、人家などに影響はない。一部地区を除く全域で断水が続いていた飯豊町は同日中にほぼ全世帯で給水が再開された。

 農業被害は現時点で21市町村に及ぶ。農地・農業用施設関係は52カ所で、ため池の決壊や農地の流出などがあった。山腹の崩落など森林関係は40カ所に上る。作物関係は調査中だが、県内の広い範囲で水稲の浸水・冠水が確認されている。

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