果敢に紺野(九里学園)圧巻 男子400障害V・四国インターハイ

2022/8/6 14:50
〈男子400メートル障害決勝〉50秒46で全国の頂点に立った紺野稜真(九里学園)=徳島県・鳴門ポカリスエットスタジアム

 全国高校総合体育大会(インターハイ)第9日は5日、徳島県の鳴門ポカリスエットスタジアムなどで10競技が行われ、陸上の男子400メートル障害は紺野稜真(九里学園)が50秒46で頂点に立った。同砲丸投げは東海林慎也(山形中央)が17メートル16、女子400メートル障害の柏倉うみ(同)は59秒12をマークし、ともに2位に入った。

 男子5000メートル競歩の小浅陽佳(九里学園)は21分20秒45で5位入賞。カヌーのスプリント200メートルは男女の谷地勢がカヤックフォアなど6種目で決勝に進んだ。バレーボール男子の山形中央は決勝トーナメント2回戦で佐賀学園(佐賀)に2―0で勝って16強入りした。

自分らしく力強く

 前評判通りの走りで堂々の優勝を決めた。陸上男子400メートル障害の紺野稜真(九里学園)は前半から力強さを見せつける快走でトップでゴール。「勝たなきゃいけないと思っていたのでほっとした」と胸をなで下ろした。

 6月のU20(20歳未満)日本選手権では自己ベストの50秒17で優勝。先月の国体県予選では県高校記録を塗り替えるなど好調を維持し、優勝候補として今大会を迎えた。準決勝は、重圧に加え「暑さに負けて体が動かなかった」と自身で分析したが、それでも危なげなく突破した。

 決勝で目指したのは49秒台。準決勝の反省を生かし、直前のウオーミングアップを軽めに抑えた。他の有力選手のハードル間の歩数は13、14歩。対して紺野は15歩だ。周囲の走りが気になるところだが、自分のペースで走ろうと心に誓った。

 課題だった序盤からリズム良くハードルを跳び越え、果敢に前に出た。圧巻のレース運びで2位に0秒55の差を付けゴールイン。徳島の青空に拳を突き上げて喜んだ。

 7台目のハードリングで「後半にばてて、強みを出せなかった」と、持ち味である後半の力強さを生かし切れなかった部分もあったという。目標には届かなかったものの、レースを終えライバルから「お前、やっぱすごいわ」と称賛される力走だった。

 昨年の準決勝敗退の借りを見事に返した。だが、本人にとってはあくまで通過点。飛ぶ鳥を落とす勢いの17歳は「110メートル障害との2冠を目指したい」と語り、目線は既に7日のレースに向いていた。

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