庄内町立谷沢の玉川第六砂防堰堤で5日、壁面に描かれた龍神のライトアップが初めて行われた。7日まで、闇夜に浮かぶ荘厳な龍神の姿を目にすることができる。
同堰堤には1995年の改修時、天然石で「昇(のぼ)り龍」と「降(くだ)り龍」のモザイク画が両壁面に描かれた。立谷沢地区に根付く龍神信仰にちなんだもの。ライトアップは同堰堤近くにある月の沢温泉北月山荘の誘客促進を狙って町が初めて企画した。日が暮れると両岸に青色とオレンジ色のライトがともり、龍神の目が鋭く光った。水面でのプロジェクションマッピングも行われ、訪れた人は龍神と映像の取り合わせを堪能していた。
ライトアップは7日までの午後6時~8時半。期間中は通常午後6時までの同荘の営業時間を同9時までに延長する。
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